上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
武器商人


皆さん、こんにちは($・・)/~~~

土日って本当に良いものですねぇ~(笑)
しかし、もう終わってしまったというね(;一_一)
サザエさんシンドローム(サザエさんのエンディングを見ると休日の終わりを実感して鬱になる国民現象)の威力は馬鹿にできへんでぇ……゜

なにはともあれ、今回も「防衛装備移転三原則」のお話です。

三日前ぐらいに三菱重工がPAC-2ミサイル(戦闘機を撃ち落とす兵器)のセンサー部品をアメリカ向けに輸出するニュースが流れましたね。防衛装備移転三原則が制定されてから初の武器輸出となるわけですが、今後はこういったケースが増えて来るでしょう。

従来の武器輸出三原則と、新しい防衛装備移転三原則の内容は前回の記事にてお話ししましたので、今回は「武器を輸出すること」について考えてみたいと思います。

冷戦終結……というかソ連が崩壊したときに、ソ連が管理しきれなくなった武器・兵器が大量にブラックマーケット(闇市場)に流れました。ブラックマーケットを通して、世界中に旧ソ連製の兵器・武器が持ち込まれたんですね。

90年代に頻発した地域紛争で旧ソ連製の兵器・武器が多く使われたのは、こうした事情があったのです。そして、その裏には「死の商人」と呼ばれる武器商人たちの暗躍がありました。彼らは武器が売れれば売れるほど儲かりますから、積極的に紛争が起こりそうな地域に武器・兵器を持ちこみました。紛争が起これば、武器が売れますからねぇ(-。-)y-゜゜゜

ちなみに余談ですが、世の中には核兵器のブラックマーケットもあるようです。インドの西隣、パキスタンが核兵器保有国だということは御存知ですよね?そのパキスタンで核開発の中核となり、「パキスタン核開発の父」と呼ばれる人物にアブデゥル・カディーン・カーン博士がいます。

そのカーン博士が暴露したのが、「核技術ブラックマーケット」の存在です。まぁ、そのブラックマーケットを構築したのがカーン博士なんですが、核兵器といえども決して例外ではなく、世界各地へ売られる危険性があることを示唆したのです。9.11テロとかやっちゃう連中が核兵器を持つ可能性があるって怖くない??(@_@;)

さて、話を戻しましょう。
武器を売るということは前述のように多大な危険性がある一方、実は世界に安定をもたらし得るメリットも秘めています。悲しいかな、世界からは戦争や対立は無くならないようです。現在のウクライナ情勢を見れば、「先進国は戦争をしない」というのは実に儚い蜃気楼のような戯言であると実感させられます。

そんな世界で重要なのは、国家同士がお互いに備え合うことです。易々と戦争を仕掛けられないだけの戦力を各国家が保持することで安定が生まれます。つまり、重要なのはパワーバランスなのであります。戦争が起こりやすい状態と言うのがいくつかありまして、その最たる例が「パワーバランス」が崩れた状態です。具体的には以下の様な感じです。

①A国とB国の場合
A国とB国は隣国同士でありまして、お互いに同等の軍事力を持っています。ところが、A国が軍備拡張を始め、B国を上回る軍事力を手にしました。この時点でパワーバランスが崩れていると言えます。この後は両国の関係は不安定なものになるでしょう。A国が自分より弱いB国に攻め入るかもしれませんし、A国に恐怖を抱いたB国が先制攻撃とばかりにA国に攻め入るかもしれません。まぁ、実際のところ軍備拡張競争が起こった末の紛争というケースが多いのですが…。(例:普仏戦争、日清戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦…etc)

②C国とD国とE国の場合
C国とD国は隣国同士ですが、強大なE国という共通の脅威があります。C国とD国は協力してE国に立ち向かいます。この時点ではパワーバランスが成り立っています。そこでなんらかの要因でE国の勢力が縮小したとします。すると、そこにパワーの空白地帯が生まれ、C国とD国はその空白地帯を確保しようといがみ合うようになるでしょう。(例:日本敗戦後の朝鮮半島・中国、イギリス撤退後のインド・パキスタン、フランス撤退後のインドシナ…etc)

③F国とG国とH国とI国の場合
F国、G国、H国は中小国で、I国は大国です。I国に国力が劣るF国、G国、H国は徒党を組んで、I国のパワーとバランスを取ってきました。しかし、近年になってI国が急速に軍事力を増強し、FGH同盟では太刀打ちできなくなりました。この状況では、I国は他の中小国を恐れる必要が無く、利権の奪取に動いて来るでしょう。結果、I国とFGH同盟との間に戦争が起こり易くなります。(例:ナポレオン率いるフランスと対仏大同盟、イスラエルとアラブ同盟、中国とASEAN…etc)

とまぁ、パワーバランスが崩れる状況はいくつか考えられるのですが、そのどれもが戦争の危険性を有するのです。パワーバランスが崩れている状況というのは無数に考えられます。そこで、防衛品輸出を通じてパワーが弱いほうを支援してバランスを保つ政策が考えられるのです。もちろん、国益を鑑みながらですけどね(^_^;)

そして、もう一つ。防衛品を海外輸出することによって他国が自国の防衛産業に依存する状態を生み出し、自国に対する戦争を起こさせないという意味合いでも、防衛品輸出は非常に有益です。まぁ、これに関しては国益的な話であって、安定うんぬんはどの国が防衛品供給を担っているかで事情は変わりますが…。ちなみに、中国はこの方針をだいぶ前から採っていまして、アフリカ諸国なんかは中国に防衛品を依存していることが増えています。この意味、分かりますよね??(・.・;)

「武器を売る」というのは、決して気軽に考えられることではありません。一歩間違えたら、どこかの国で紛争が起こりかねませんからね。しかし、相手先と目的を取捨選択することで、世界の安定に寄与することも出来ます。武器とは「人間を殺傷するための道具」ではありますが、それ自体は中立的でありまして、使い手によって戦争も安定ももたらすことが出来ます。武器・兵器を製造する防衛産業、それを輸出する武器輸出と聞いて、単純に「死の商人ではないか!!反対だ!!」というのは間違っています。

人間が争いあう動物である以上、人間の集合体である国家も戦争という要素から逃れられません。ならばせめて、どうやって世界に安定をもたらすかを考えるべきではないでしょうか??( ..)φ

と、寝不足の頭で書いておりますゆえ、日本語がおかしかったらゴメンナサイ(笑)

ではではノシ

ちなみに「<世界平和>を目指す武器商人」を描いたマンガであるヨルムンガンドはめっちゃ面白いので、興味がある人は読んでみてください↓↓↓
ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)
(2006/11/17)
高橋 慶太郎

商品詳細を見る




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kouinosan.blog.fc2.com/tb.php/104-4e02300c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。